ゴキブリというと、皆さんは
どのようなイメージをお持ちになるでしょうか?
「ゴキブリ汚い」
「気持ち悪い」
「ゴキブリ苦手」
「ゴキブリ見たくない」
ほとんどの人が、ゴキブリに対しては
悪いイメージを持っていて、特に
こと日本においては。嫌われもの昆虫のナンバー1と言えると思います。
そんなゴキブリですが、国によっては
ゴキブリをあまり気にならない人が多い国もあるようで
国によっては、不衛生な場所が多く、片付けをしない為、
そんな物は見慣れていたり
あるいは、家の中に出る害虫でゴキブリ以上に毒をもっているような
凶悪なものがたくさんいたりしますので
ゴキブリぐらいでは、驚かないのかも知れません。
またペットとして人気の国もあるようで、
驚きですが
主に海外でペットとして飼われているのが
マダガスカルオオゴキブリやヨロイモグラゴキブリなど・・・
日本のゴキブリに比べて、動きが遅いので
その分、飼育しやすいのだそうで・・・
国によって色々、事情が違うようです。
ですが、やはり日本においては、
ほとんどの人が苦手な害虫の代表格がゴキブリになります。
嫌われる理由の一つになっているのが、
その動きにあります。
特に大型のクロゴキブリなどは、非常に動きが早く
時速にすると時速役170kmです。
トップスピードでは時速300kmになると言われてますので
もはや新幹線並み・・・・
確かにそんなスピードで迫って来られたら、引いてしまいますよね・・・
多少形の似ている、クワガタなどは非常に動きが鈍く。
時速どころか、まったり動くイメージしかありません。
それに比べたら、ゴキブリは相当俊敏な昆虫といえます。
人は、急速に迫ってくるものにプレッシャーや恐怖を抱く傾向がありますから
その動きの速さも気持ち悪く映ると思います。
そして、なんと言っても見た目の悪さ。
真っ黒い体に長い触角、トゲが連なったような足に、芋虫を思わせるような腹の模様
そんな生き物が、不潔な場所に生息していたり
あるいは、腐食したものなども餌として喫食したりする訳ですから、
物陰からあらわれただけで、悲鳴を上げてしまう女性もいるわけです。
そして、最近の研究で言われているのが
私達ヒトのDNAにゴキブリの恐ろしさが刷り込まれており、
継承されているという説
古生代のペルム紀に生息していたゴキブリは巨大で、私達の祖先が
その攻撃におののいていた、というのがあします、
その当時のゴキブリのサイズが1mくらいあり、
人間を捕食する場合もあったという説もあります・・・
その恐怖を記憶した祖先のDNAが、今に継承されているという話
先天的には、かなり多くの人が苦手な昆虫ですから
そのあたりの事情もあるかも知れません・・・
ちなみに体の構造的には似ている昆虫で
よくゴキブリと対比されるのがカブト虫ですが
実は、このカブト虫
ゴキブリとは似て非なるもので
虫の種類としては、甲虫の仲間になります。
甲虫の「甲」は亀の甲羅(こうら)の意味で、
亀の甲羅(こうら)のような固く厚い羽(前翅)を持つのが特徴
武士が身に着けていた「鎧(よろい)」のように
内側の薄く柔らかい羽(後翅)と柔らかい腹部を保護しています。
かたやゴキブリの方は、シロアリの仲間で
ゴキブリの和名の由来は、「御器(食器)をかぶる(かじる)」事から
「御器囓り(ごきかぶり)」と言われていました。
いずれにしても
カブトムシのような人気ものには、
なれないようです・・・・